歩けると、見える世界が変わる
水族館、
以前にも来たことがあったんですよ。
でも今回はひとつ違うことがあって——
自分の足で歩いて見て回れるようになっていた。
抱っこで見るのと、
自分の足で立って見るのって 目線も全然違うし、
気になるものに自分で近づいていける。
それだけで水族館の楽しみ方がまるっと変わりました。
水槽の前で「いた!!」
魚が泳いでいる水槽の前に来たら——
指をさして、「いた!!」
もうこれですよ、これ。
この「いた!」のために水族館に来たといっても過言じゃない。
水槽の前にぴたっと張り付いて、
魚が泳ぐたびに目で追って、また「いた!」。
釘付けになっている後ろ姿を見ながら、
親はひたすらニヤニヤしていました。
イルカショー、今までで一番見ていた
せっかくなのでイルカショーも見てみることに。
正直、まだ早いかなとも思っていたんですよ。
ショーの間じっとしていられるかな、飽きてしまうかな、と。
でも今までで一番ちゃんと見ていました。
目がスクリーンじゃなくてイルカを追いかけている。
ちゃんとショーを「見ている」!!!!
拍手もできた
イルカが技を決めたとき、
周りの人が拍手をしたら——
一緒に拍手していました。
しかも結構ちゃんとした拍手。
周りに合わせて、イルカに向かって拍手。
「すごいね」という気持ちが伝わっているのかな、
と思ったら じわっときてしまいました。
でもジャンプのたびに手が上がる
ショーも佳境に入り、イルカが大きくジャンプ——
びっくりして手が上がる。
また飛んだ。また手が上がる。
拍手もできるし、指さしもできるし、
でもジャンプのたびにびっくりして反射的に手が上がってしまう。
怖いけど目が離せない。
その気持ち、すごくわかるよ。 大迫力のジャンプだもんね。
びっくりするたびに手が上がる姿が可愛くて、
イルカより双子を見ていた時間のほうが長かったかもしれません。
水族館、また来よう
「いた!」と指さしする顔、 イルカに向かって拍手する顔、 ジャンプのたびにびっくりして手が上がる顔——
全部が「また連れてきたい」に変わっていきました。
歩けるようになってから来る水族館、
以前とは全然違う場所になっていました。
成長するたびに同じ場所でも新しい発見がある。
それが子連れお出かけの醍醐味なんだなと、 水槽の前でしみじみ思いました。


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