読書の秋!食欲の秋!芸術の秋!
ということで、今日は「読書」について。
本好きの子に育てたい
「本好きの子どもに育てたい!」きっと、大勢のお母様、お父様が思うことだと思います。
「本を読むと、頭がよくなる!」とかネットに書いてありますよね。
これ、本当だと思います。
仕事をしていても、本好きの子は語彙力・知識が高く傾向にあります。
たかが絵本でしょ〜と思っている方。その考えかは、危険ですよ。
本から学べること
例えば、「桃太郎」昔話でほとんどの方が知っているのではないでしょうか?
あらすじ忘れちゃった…という方ざっくりとしたあらすじ
①桃から生まれた桃太郎。おじいさんおばあさんの元、すくすく育つ。
②強くたくましく育った桃太郎は鬼退治へ
③犬、猿、キジにきび団子を渡して仲間に
④見事、鬼を倒して宝物ゲット
この桃太郎の絵本でまず初めに出てくるのが
「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。」
こんな1文から始まります。もうこの1文から、学ぶことがあります。
「洗濯」は分かるけど「芝刈り」ってなあに?
私たちは、スルーしてしまう単語ですが、現代なかなか「芝刈り」をイメージできる子は少ないのでしょうか?
「芝刈りとはね~」と説明する事で、子どもは納得しイメージが残り語彙が増えていきます。
そして、「桃が、どんぶらこ、どんぶらこと流れてきて~」というこの文章。
この文章にも子どもの語彙を増やすワードが!
「どんぶらこどんぶらこ」ってどんな流れ方?
①葉っぱが流れるような流れ方?
②滑り台を滑るような流れ方?
③重いものが浮いたり、しずんたりするような流れ方?
絵本を読んだ後に子どもに聞いてみてください。
私達、大人感覚だとついスルーしてしまう感覚ですが、子どもに聞いて見ると、分からない事が多いです。
まだ、桃太郎の絵本数ページなのに沢山のワードが含まれていますよね。
そのほかにも、「おばあさんが、桃を抱えて~」どんな抱えかた?
「さる、犬、キジがお供するけど…お供ってなあに?」
「キジってどんな鳥?」
「鬼退治ってなに?」
桃太郎1つの絵本でも、沢山ハテナが生まれると思います。
読み聞かせのポイント
だだ、絵本を読み聞かせしていく中でポイントがあります。
それは、絵本を1度読み終わってから子どものハテナを聞くことです。
読んでいる最中に、子どもから「どういう意味?」と聞かれることがあると思います。
ただ、1回目は最後まで読み通して下さい。
1回1回読んでは止め、読んでは止め。と続いていてはそもそものお話の全体像が想像できません。
なので、読む前に子どもにお約束事をしてから読み始めて下さい。
例えば、「分からない事があったら、最後に聞くね」など1事いうと子どもはしっかりとお約束を守ります。
そして、読み終わったあと、子どもに感想を聞いてみて下さい。
どんな絵本だった?
その後、わからなかったワードを聞いていく。
という流れがオススメです。
まとめ
絵本1冊でも沢山の学びがあります。
沢山の良い絵本があります。
中には電子書籍もあったりします。
私個人の意見になりますが…
紙の質感を感じたり、何度も子どもが読み返したい時に読めるように出来るだけ紙の絵本がオススメです。
また、昔話を全然知らないこが最近増えてきたように感じます。
どんな絵本を読んでいいのか分からないという方はまずは、昔話から始めて見るのはいかがでしょうか?
子どもとの読書ライフ楽しんでみて下さいね!
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