必見!子どもが「悪い言葉使い」をしたらどうすればいい?

コラム

仕事をしていると、よく子供の言葉使いが気になっている…
とう声をよく聞きます。

確かに子どもと関わっていると、ふとした子供同士の会話の中で「マジ」「ヤバい」「キモッ」という言葉を使っている子も…

普段の遊びの中でも、つい感情的になってしまい「キライ」と言ってしまったり、何も考えずに「バカ」と意味も考えずに言ってしまいお友達同士トラブルになる事も見られます。

なぜ、子供は乱暴な言葉使いをするの?

この「マジ」「ヤバい」「バカ」等の言葉使いは、周囲の大人やお友達・テレビや街中などから耳に入る言葉を吸収し覚えていき、それを真似て使っていきます。
始めは意味や使い方が分からないものの、その乱暴な言葉や大人びた言葉でお友達が笑ったり、大人の「その言葉どこで覚えたの?」という驚きの反応が、子供には純粋に楽しくなったり、面白がって使ってしまう事があります。

又、子供の頃から、控えめな子、年上の子、面白い子、ちょっと乱暴な子、泣き虫な子、元気な子と色々なお友達と関わることも大事な経験ですが、自分にはない良いことも悪いことも接することになります。

子どもに、効く魔法の言葉

子ども同士で遊んでいる姿を見ると、遊びの中で「邪魔!あっちにいって」とキツい言葉を使ってお友達を傷つけてトラブルになることも見られます。そんな時、こんな言葉を子どもに掛けてみて下さい。

「言われたらどんな気持ちになるかな?ちょっとどいてと言えば良かったね。」等と、言葉の使い方や解決の方法を援助しています。

こういう経験を繰り返していくことで、この言葉使ったら相手が嫌な気持ちになるから言わないほうがいいな等、学んでいきます。

子供の言葉遣いのために、大人が出来ること

もし、子供が乱暴な言葉使いをしてしまった時、「いけない」「ダメでしょ」とつい頭ごなしに叱っていませんか?
時に厳しく接することも大切ですが、言葉使いは一度注意しても1日や2日ですぐに直るものではありません。
注意ばかりするのではなく、丁寧な言葉使いをした時に「その言葉、お姉さんみたいで良いね」「かっこいいね」と伝えることも大切です。
もし、子供が悪気なく使って欲しくない言葉を言っている時には「こう言った方がもっと素敵だと思うな」等と、正しい言い方を教えていきましょう。

先日とあるスーパーで、「うるせーなバカ!」とお母さんが、子供に言っている姿を見かけました。
子供は大人の背中を見て育ちます。
言葉の善し悪しを教えられるのは我々大人です。
大人が「美しい言葉」のある環境を作っていかねばなりません。

又、子供の世界が広がれば色々な言葉にに広がっていくのは必然でもあり、悪い言葉を使うというのは、まだ善悪を学んでいく途中の子供達にとって、どの子供も通る道です。
言葉を良し悪しを考え、TPOに合わせた使い方が出来るよう我々大人が援助が必要です。
言葉使いは良くも悪くも1日では身につきません。
日々の日常生活「習慣化」で身に付けていきます。
丁寧かつマナーを意識した言葉使いも「良い習慣化」の1つにしていきましょう!

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