うちの子、筆圧が弱いけど大丈夫!?

コラム

お家で、鉛筆を使って迷路などしているが…
筆圧が気になる…
と心配でとよく質問を受けます。

最初のうちは、筆圧が弱くても大丈夫。
始めはたどたどしかった線も、徐々に安定し、しっかりとしたものになっていきます!!!

運筆活動

この「運筆活動」小さい頃から粘土遊びなど、手を使った遊びを沢山していた子ほど筆圧が安定し、この遊びの中でのモータースキルの経験が少ない子程、筆圧が弱い傾向にあります。

全ては、経験

洋服のボタンを閉める、靴の紐を蝶々結びにするなど「やって」と言われ、親が子供にやってあげていませんか?

もし、「子供が出来ない」と言ってきたら“やってあげる”から是非“一緒にやる”にシフトしてみてはいかがでしょう。

日々の積み重ねが大切です。

例えば、普段の生活で自分で使った縄跳びは自分で結ぶという事を毎日行うことで、最初の頃は、上手く結べない子が、毎日の片付けの際に、出来る子と一緒に縄跳びを並べて一緒にしばる事で今では一人で縄跳び結びが出来るようになます!

経験を積む事で子供は着実に出来るようになってきます!!

そして、普段から指先を沢山使う事で手先の動きがスムーズになり鉛筆をしっかりホールド出来るようになり筆圧の安定にも繋がっていきます。

小学校入学までに高めておきたい「力」

さて、この運筆活動に必要な「運筆力」。
この「運筆力」とは、自由自在に鉛筆を動かす力のこと。
鉛筆の持ち方や手の動かし方を繰り返し行う事で、字や絵を書くために「筆圧」を調節し、この「運筆力」が高まっていきます。
「運筆力」がないまま小学校に入学してしまうと、書く事がおっくうになり意欲を失うことで勉強に力が入らなくなってきます。
鉛筆を持って自由自在に動かす能力は、小学校入学までに高めておきたい「力」の一つです。

学校での「学び」と「文字を書く」事は切っても切り離せません。
運筆力を高めるという事は、「学習への一歩」とも言えます。

まとめ

お友達にお手紙を書いたり、絵を書いたり出来る環境を作っており、普段の遊びの中で、子供達が文字や絵に興味を持ち、楽しんで「運筆力」が培われるようアプローチしていきましょう!

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